coefont【AI音声】を使ったショート動画作成

https://player.vimeo.com/video/1086002136?badge=0&autopause=0&player_id=0&app_id=58479

ショート動画制作にAI音声ツール「声フォント」を活用する方法をご紹介します。このガイドでは、自分の声を録音してAI音声を作成し、ショート動画に実装するまでの一連の流れを解説します。

声フォントとは

声フォントは自分の声を録音してAI音声を作成できるツールです。基本的な操作方法は別の動画で公開されていますが、今回は録音した声を使ってショート動画を作成する過程を紹介します。

録音のコツ

録音時のポイントは以下の通りです:

  • 音量を抑えめに設定する
  • 声を張り過ぎないようにする
  • ゆっくり気味に録音する

これらの点に注意することで、より自然で使いやすい音声が生成できます。

台本作成から音声生成まで

台本の準備

まずは読み上げてもらうテキスト(台本)を用意します。短い動画の場合は自分で考えても良いですし、ChatGPTと相談して作成するのも効果的です。

声フォントでの手順

  1. 画面右上の「プロジェクト作成」をクリック
  2. 「あなたの音声」を選択
  3. 使用したい録音済み音声を選択
  4. テキスト入力欄に台本を貼り付け

音声の調整ポイント

生成された音声はそのままだと使いづらいため、以下の調整が必要です:

  • 段落分けをして区切りを作る(カーソルを置いて分割)
  • 間を空けたい箇所に「。」や「!」などの記号を追加
  • 音量、高さ、スピードの調整(例:高さ-20%、スピード1.4倍)
  • 発音の微調整
  • 強調したい部分には「っ」を追加するなど工夫する

音声のダウンロードと動画編集

ダウンロード方法

  1. 画面右上の「ダウンロード」ボタンをクリック
  2. 分割してダウンロードするか、一括でダウンロードするかを選択
  3. 「ダウンロード」ボタンを押して保存

動画編集ソフトでの作業

今回はFinal Cutで基本的な編集を行った後、Canvaで文字入れを行いました:

  1. Final Cutに音声ファイルを取り込む
  2. 画像素材を配置
  3. 効果音を追加(効果音を入れるとAIっぽさが軽減される)
  4. 書き出し
  5. Canvaでテロップやサムネイル部分を制作

ソフト選びのポイント

  • テロップ入れやすさ:Final Cutなどの動画編集ソフトが優れている
  • アニメーション追加:Canvaの方が直感的で簡単
  • 注意点:複数ソフトでの書き出しは画質低下の可能性があるが、SNS用途なら問題ない

声フォント活用の感想と提案

使ってみた感想

  • 当初は使えるか微妙と思ったが、動画編集まで落とし込むと十分実用的
  • 話すのが得意な人は自分で録音した方が早い
  • 話すのが苦手な人や適切な環境がない人には便利なツール

向いている用途と注意点

  • ショート動画には適している
  • ロング動画は微調整箇所が増えるため不向き
  • CoeFontには7日間の無料体験期間がある(有料版機能を試せる)
  • 機能を試す際は期間内に計画的に行うとよい